口の中がなんとなく苦い感じがする、いつもと違う味に感じる、味がしない。。 
従来亜鉛の摂取不足が原因と言われてきた味覚異常、実は3割が口腔疾患によるものだそうです。

 味を感じる「味らい」という器官は主に舌の上にあります。
この「味らい」の細胞の代謝にかかわる亜鉛が生活習慣や薬剤の影響で不足すると味覚障害を起こします。

 そのような方は「亜鉛製剤」を飲んで治療していくのですが、それでも味覚障害が治らない方がいます。
「口腔カンジダ症」、「口腔乾燥」、「舌炎」の疾患を持っている方です。

 カンジダ菌は誰もが持っている常在菌ですが、免疫力が低下したり薬剤の長期服用の影響でだ液の量が減り、
乾燥することで悪い影響を与えるようになります。

 味覚異常の患者は中高年の女性を中心に近年急増しているとのことです。
食事を美味しく味わうのは人生の大きな楽しみの一つですよね。
対応している診療科は耳鼻咽喉科か口腔外科・内科になります。
まずはわれわれにご相談下さい。