こんにちは、梅雨の真っ只中皆様いかがお過ごしでしょうか。Drです。
外は、むしむしうっとうしいですが植物には良いようでアジサイをはじめ
沢山の花が咲き誇っていてとてもきれいです。
人も「健康的」というのが一番美しいと思います。

同じ様に歯を治療していても、治り方に差があると思うことがあります。
同じように悪かったのに、ビックリするぐらい治ってしまう方。そうでない方。
体の免疫に違いがあるのではないかと考えます。
医療は自然治癒力に期待して、その手助けを行うものだと私は考えています。

さて、歯周病が悪化してしまったら、先ず言われているプラークコントロール
ですが、これをおろそかにするといくら歯科で治療をうけても効果はあまりあがりません。
歯の根の周囲を清潔に保ち、歯周組織の炎症を抑える必要があります。
このため、家庭や職場で1日五回以上、歯周ポケットの奥まで届くよう磨きます。
歯肉が傷つかないように歯磨き粉は使いません。
最初の二ヶ月は月5、6回通院し、歯根にこびりついた歯石などを完全に取り除いて
もらいます。同時に特殊な器具で歯根の表面を滑らかにして歯根膜が歯根の密着
するようにします。失われた歯根膜が再生します。
こうして、次の段階の歯槽骨の再生にとりかかります。歯根膜が再生すると
ぐらついていた歯は、本来の正しい位置に移動をすることもあり、
それにより歯根膜に力が加われば、歯根膜についていて、骨の元になる
骨芽細胞が刺激を受けて活性化し、歯槽骨の再生が促進されるといいます。
この際、歯の移動を妨げるような詰めものを外したり、かみ合わせの調整をしたりします。
但し、喫煙をしていると効果が少ないという限界もあります。
お口は内臓の一部と考え、大切にして素晴らしい健康美をめざしましょう。