こんにちは、歯科衛生士Tです
七月も後半になり、本格的に夏ですね
夏バテしないように栄養や睡眠を取っていきましょう

さて、本日は永久歯のお話し。
永久歯は本来上下14本づつ、計28本あるのが一般的です(親知らずは除く)
しかし、生まれつき多かったり、少なかったりする例は珍しくなく、学会の調査では1割の人に欠如が見つかったとのことです。
先天性の欠如や過剰は、歯並びやかみ合わせに大きな影響を与えることもありますので、早めの検査が必要になります。

欠如が多いのは第二小臼歯(六歳臼歯の隣)、側切歯(前歯の隣)ですが、どの歯にも起こりえます。
過剰歯は上の前歯にできることが多いです。
過剰歯の多くは他の歯よりも小さく、前歯が正しく生えるのを邪魔するので、抜歯するケースが大半になります。
一方、欠如した場合に問題になるのはかみ合わせです。
永久歯が欠如したところに隙間ができると、前後や上下の歯が動いたり伸びたりして歯並びが崩れ、あごにかかる力が非対称になり、あごが変形することもあります。
上の前歯が足りない場合は目立つだけでなく、上の歯列のアーチが小さくなるため、受け口になることもあります。

欠如の場合は乳歯を温存するのが第一の方法です。
乳歯があればかみ合わせも崩れません。乳歯は幼児期に歯根がなくなると思われがちですが、永久歯が現れないと根は失われないので、一生使うことは難しいかもしれませんが、40代を超えても乳歯を使い続ける患者様はおります。
ただ、象牙質が薄いので、虫歯になると持たない場合が多くなります。
乳歯を大人になっても使うケースを考えると、早いうちのケアが大切になります。
3、4歳でむし歯になる人が多いので、1割もの人に欠如が出ることを考えたら、3歳以前から歯科での予防を始めた方がよいでしょう。
欠如や過剰の予防方法はありませんが、レントゲン写真で早めに見つけることは可能です。
前歯なら1、2歳から、12歳臼歯でも7歳になれば確認することができます。

ぜひ早めの受診や予防をして、健康なお口を保っていきましょう

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