皆様こんばんは

歯科衛生士のWです。
本日はバイオフィルムについてお話します



バイオフィルムってなに

バイオフィルムは、物理的な方法でしか除去できない困りもの

徐々に進行し、それでいて治りにくいタイプの感染症では、細菌が増殖する時に作り出す
フィルム状のもの(バイオフィルム)が病気の発症やその後の進行と深く関係しています。
コンタクトレンズや人工関節など、様々な所にバイオフィルムは見られます。
プラーク(歯垢)も実はバイオフィルムであり、むし歯・歯周病はバイオフィルムによる感染症です。

バイオフィルムとは、、、

baio










●細菌自身がつくり出す粘着性の強いフィルム状の物質
●細菌をその中に包み込んで外敵をシャットアウトします          
●水に溶けません          
●この中で細菌はさらに増殖します



⇒バイオフィルムは、物理的な方法でしか落ちません
(薬が浸透しない(薬で退治できない))



むし歯とバイオフィルム

むし歯の原因菌は、砂糖を栄養源としてネバネバした物質をつくり、
歯面にしっかり付着して次第に厚い膜(バイオフィルム)になります。
そして、むし歯菌はこの中で増殖しながら酸をつくります。
膜の内側は強い酸性になり、歯のエナメル質の脱灰が進みます。これが虫歯です。

歯周病とバイオフィルム

歯面についたプラークは、歯周ポケットを広げながら
奥に入り込み、この中で空気を嫌う歯周病細菌が増殖し、
強い毒素を出して周りの歯肉を攻撃します。
歯周ポケットの中のバイオフィルムは、
セルフケアができないだけに歯の表面のものより厄介です。



歯の表面にバイオフィルムができるまでには18時間以上かかります。
プラークは、簡単に落とせるうちにブラッシングで除去しておきましょう

また、バイオフィルムになってしまったら、
歯科でのプロフェッショナルケアが必要になります
定期的にケアを行い、虫歯や歯周病を予防しましょう




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